スマートフォン(略称,スマホ)業界は,激しく火花を散らしている. 以前からウワサ(噂)となっていた,新型 iPhone(iPhone5)が米国アップルから発売されたからだ. ひとつ前のモデルの iPhone4S では,GSM と CDMA に対応していたが,次世代通信技術の LTE にも対応した. ただ,海外ではまだまだ LTE の利用は限られる.
ビックカメラ有楽町店前の iPhone5 販売(予約)
20120921_ビックカメラ有楽町店_iPhone5_販売_1922_DSC0340620120921_ビックカメラ有楽町店_iPhone5_販売_1922_DSC03403
今後,日本のスマホの勢力地図はどうなってくるのだろうか...
日本の iPhone5 は,au(KDDI)とソフトバンクモバイルが販売している. au は,iPhone 販売では後発となるが,通信環境が充実していることなどから,すでにソフトバンクモバイルを追い抜いている. 今後,この差はもっと広がるかもしれない. auが,テザリングサービスを提供しはじめたからだ. テザリングサービスを使うと,iPhone を経由して,PC やタブレット,ゲーム機も WiFi(ワイファイ)で接続することができるようになる. これを使えば,自宅の ADSL 回線光ケーブル回線の契約を廃止できる可能性もある.
20120921_ビックカメラ有楽町店_iPhone5_販売_1923_DSC0340720120921_ビックカメラ有楽町店_iPhone5_販売_1923_DSC03408T
これに対して,ソフトバンクモバイルテザリングサービスをしぶしぶ提供することを決めたが,通信環境の弱いソフトバンクモバイルが運用できるのかは未知数だ. PC の利用を認めてしまうと,データ量が増大して通信回線を逼迫(ひっぱく)させてしまう可能性があるからだ. ソフトバンクモバイルは,「パケットし放題フラット for 4G LTE」および「パケットし放題 for 4G LTE」において直近の3日間のパケット通信量が 839万パケット(約1GB)以上に達した場合,通信速度の制御を実施する場合があるとしている. これに対して,一般ユーザからは,「どこが,『し放題』なんだ,商品名に偽りあり」と怒りを訴えている.
人気ブログランキングへ
<関連記事>
(2012年09月18日)街で見つけた変なもの@ケータイの通話編(332)