船橋市宮本5丁目の船橋大神宮(意富比神社)は,船橋市を代表する神社のひとつだ. 
正式名は意富比神社だが,市民からは船橋大神宮という名前で親しまれている. 
寺には檀家が護持会を組織し,檀家が毎年支払う護持会費が主たる収入源になっている. 神社にも氏子が組織する崇敬会がある. 氏子が毎年支払う崇敬会費が最も安定した主たる収入源となっている. 
経済状況によって安定しないが,初詣参拝者のさい銭も大きな収入源となっている. 
この初詣につぐ大きな収入源となっているのが,初宮詣りや七五三だ. 
七五三は,子供の成長を祝う日本の行事だ. 11月15日を中心に前後約1カ月の間の土日と祝日におこなわれることが多い. 特に大安の日に集中するが,最近は気にしない家族も多い. 
女の子は7歳と3歳,男の子は3歳と5歳でおこなうことが一般的だが地域によっては異なる場合もある. かつては数え年でおこなっていたが,現在は満年齢で行われることがほとんどとなっている. 
七五三参りの祈禱(きとう)などの謝礼として渡す金銭が初穂料(はつほりょう)となる. 本来は,その年に初めて収穫された農作物(米など)を奉納するが,初穂の代わりとして納める金銭を意味するようになっている. 
七五三参りの祈禱(きとう)などの謝礼は,もっとも関心がある内容でありながら,ほとんどの神社のホームページには記載されていない. それぞれの気持ちなので,強制はしないということなのだろう. では,船橋大神宮の初穂料はいかほどなのか...各神社によって初穂料は異なるが,有名神社の初穂料の金額は 5000円－10000円が相場になっている. 
船橋大神宮の七五三参りの初穂料(謝礼)だが,3000円,5000円,1万円のメニューがあり,いずれかに丸をつける明朗会計システムとなっている. 
初穂料(謝礼)によって,祈禱(きとう)に違いはない. 神の前では,みな平等なのだ. 
帰りにいただく記念の品(土産)の,千歳飴やお守りなどの入った袋に違いを設けている神社もある. 
＜後記＞
2013年の七五三祈祷は,お供物が予定数に達したため12月1日(日)を持って終了した.
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