かつての国鉄津田沼駅周辺は,北口にイトーヨーカドー長崎屋,パルコ,西友,南口にダイエーと高島屋があった. 熾烈な争いに,津田沼流通戦争(津田沼戦争)とも言われた.
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その後,新京成新津田沼駅を挟んでイトーヨーカドーの反対側(北側にイオンモール津田沼が2003年にオープン. 結局,ダイエーは産業再生機構による経営再建入りとなり,2005年に自滅した.
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実質上,イオンイトーヨーカドーの戦いとなったが,規模の点で,イオンのひとり勝ちの状態となっている.
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イトーヨーカドー側は,紳士服の青山,家具のニトリ,家電のノジマのテナントを入れるも,イオンの優位は変っていない. 2013年末にイオンモール幕張新都心がオープンすれば,さらに厳しくなる.
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そのような状況から,イトーヨーカドー駐車場も満車になることはなくなってきていた. 実は,これらの土地や津田沼12番街ビルは,京成電鉄グループの所有となっている...
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京成電鉄グループでは,新たな100年を目指して2010年度から2021年度までの長期計画の,エボリューションプラン(Evolution plan/進化計画)を進めている.その長期計画を基本に,中期計画のE1プラン(2010年度-2012年度の3カ年計画)が終了し,第2ステップとなるE2プラン(2013年度-2015年度の3カ年計画)を進めていている.
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京成電鉄グループが保有する,イトーヨーカドー津田沼店と隣接する駐車場に,新たな商業施設開発をおこなうことになった. イトーヨーカドーは一旦撤退になるものと思われる. 第3ステップとなるE3プラン(2016年度-2018年度の3カ年計画)の着工となるようだ.(新京成電鉄の中期経営計画ではS2計画)
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