船橋市浜町2丁目の総合レジャー施設船橋ヘルスセンターの跡地に1981年4月2日にオープンしたのが,ららぽーとTOKYO-BAY(当初は,ららぽーと船橋ショッピングセンター)だ. 現在は,年間約 2500万人も来客がある巨大ショッピングセンターだ. ▼千葉県船橋浜町2丁目の三井ガーデンホテルズ船橋ららぽーと(2005年). ▼以前のホテル名は,ホテルサンガーデンららぽーとだった.
ららぽーとTOKYO-BAYオープン当初からの施設だった西館は,耐震化や老朽化などから解体され,建て替えをおこなっている. 西館は,当初船橋そごうだった. 
ららぽーとTOKYO-BAY北側(山側)のホテルサンガーデンららぽーは,ららぽーとのオープンから 4年ほど遅れて 1985年(昭和60年)3月に開業した. ▼結婚式のチャペル棟の天使の杜(2011年).
三井ガーデンホテル船橋ららぽーとは,地上12階建て,客室数 235室のホテル宿泊棟と宴会などをおこなうイベント棟,結婚式のチャペル棟などの施設があった. 
その,三井ガーデンホテル船橋ららぽーととレストランのチャートハウス,結婚式のチャペル天使の杜は,2011年で完全営業終了している. わずか26年の営業だった. 
南船橋地区は,JR京葉線南船橋駅から東京ディスニーリゾートがある JR舞浜駅までは,わずか 13分(運賃 210円)という立地から,個人の観光客や学校の修学旅行の宿泊地としての利用が多かった. 
ここ5年ほど前からは,中国からの観光客が多かったが,尖閣諸島(せんかくしょとう)問題から,中国政府などにより日本への観光を抑制されてしまった. 
▼日本をイメージした大漁旗や凧(2011年). ▼外国人には,日本的なものと見えるのだろう.
だが,東日本大震災以前であっても,金土日以外の平日の宿泊部屋のライトは,半分も埋まらないという状況となっていた. ▼中国客を意識した,パンダのぬいぐるみの飾り.
さらに追い打ちをかけたのが,東日本大震災による福島第二原子力発電所の大爆発だった. そして,三井ガーデンホテル船橋ららぽーとは,2011年6月末で宿泊部門の営業を終了することになってしまった. 2011年7月以降の宿泊は,全てキャンセルとした. 
その後,地下の基礎部分の撤去が終わり,2013年12月には更地になった. では,跡地はどうなるのだろうか...続きを読む
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