プロ野球千葉ロッテマリーンズのホーム球場であるQVCマリンフィールド(旧,千葉マリンスタジアム)の敷地内に,千葉ロッテマリーンズ幕張室内練習場を建設していたが,新しい屋内練習場は2012年2月14日(火)に完成した. 大震災による資材不足で,完成が遅れていた.
HD動画:[2012-04-07][1]千葉ロッテマリーンズ幕張屋内練習場 (0:36)
今までの室内練習場は,QVCマリンフィールドから東に 4km ほどの,千葉市美浜区高浜7丁目にある稲毛海浜公園の屋内施設を使っていた.
▼東京湾からの強い浜風対策のため,外壁を傾斜させた独特の外観となっている.
また,千葉ロッテマリーンズは,浦和球場わきにも千葉ロッテマリーンズ浦和室内練習場を持っている.
今回建設した場所は,千葉県と千葉市が所有地する土地だ. 以前から建設計画はあったものの,土地利用の調整が難航したため建設が遅れていた. あまりにも動かない行政にシビレ切らせて,ロッテ側は東京移転(東京ドーム)の交渉カードをチラつかせたといわれている. そして,ようやく動いた.
ロッテマリーンズ幕張室内練習場は,鉄骨平屋建て,延べ床面積約3690m2で,高さ約 15m ,幅約 50mとなっている. また,4人が同時に投球練習可能なブルペンも備える. 幕張屋内練習場の施設建設には,総工費約5億円(当初の計画では総工費約2億円)かかったが,ロッテが負担した.
新しい千葉ロッテマリーンズ幕張室内練習場は,球団が使わない日には市民にも開放する. すでに予約が始まっていて,予約は電話で受付をおこなう. 予約は,前月1日の 10:00 からとなる.
利用料金は,
一般のスポーツ利用:12000円(1時間あたり)
高校大学生のスポーツ利用:9000円(1時間あたり)
小中学生のスポーツ利用:8000円(1時間あたり)
アマチュアスポーツ以外の利用:40000円(1時間あたり)
利用料金には,照明利用料金も含む. 駐車場は,近くの有料駐車場の利用になる.
幕張室内練習場の屋根には,サンテックパワー社製の太陽光発電モジュールが設置された. 出力は 205W 多結晶タイプ約 194枚で構成され,年間予測発電量は約 3万8000kWh,幕張屋内練習場で使用する電力の約 12% をまかなうことができる.
サンテックパワーは,2012 年から千葉ロッテマリーンズとのスポンサーシップ契約を締結していて,QVC マリンフィールドのバックネットに常設広告を出している.
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新しい千葉ロッテマリーンズ幕張室内練習場は,球団が使わない日には市民にも開放する. すでに予約が始まっていて,予約は電話で受付をおこなう. 予約は,前月1日の 10:00 からとなる.
利用料金は,
一般のスポーツ利用:12000円(1時間あたり)
高校大学生のスポーツ利用:9000円(1時間あたり)
小中学生のスポーツ利用:8000円(1時間あたり)
アマチュアスポーツ以外の利用:40000円(1時間あたり)
利用料金には,照明利用料金も含む. 駐車場は,近くの有料駐車場の利用になる.
幕張室内練習場の屋根には,サンテックパワー社製の太陽光発電モジュールが設置された. 出力は 205W 多結晶タイプ約 194枚で構成され,年間予測発電量は約 3万8000kWh,幕張屋内練習場で使用する電力の約 12% をまかなうことができる.
サンテックパワーは,2012 年から千葉ロッテマリーンズとのスポンサーシップ契約を締結していて,QVC マリンフィールドのバックネットに常設広告を出している.
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