埼玉県春日部市上金崎の国土交通省江戸川河川事務所庄和排水機場(龍Q館)にて,2013年11月16日(土)-11月17日(日)の2日間の日程で首都圏外郭放水路の特別見学会が行われた. 参加は無料だ.
▼地下施設への入り口.
▼通常の一般見学会では見られないポンプ室が,8年ぶりに公開された.
巨大な地下調圧水槽には,59本の柱が立ち並び,まるでイオニア式神殿のようになっている. 通称,春日部の地下神殿とも呼ばれている. 地元だけでなく首都圏からの見学者も絶えない人気スポットとなっている.
大雨のとき以外なら,毎日見学することができるが,原則土日祝日には公開されていない. 今回は,龍Q館(学習施設)の開館10周年もあり,土日に公開された.
首都圏外郭放水路は,中川水系,綾瀬川水系などの河川からあふれそうになった水を,地下50m, 総延長 6.3km の地下放水路に流す. 世界最大級の地下放水路となっている. その地下放水路を流れてきた水を,庄和排水機場地下の調圧水槽にいったん溜め,そこから強力なポンプで江戸川に排水する.
水を貯留する調圧水槽は,奥行き 177m, 幅 78m,高さ18m もある. 67万t もの水を溜めることができる. この水を,4機のガスタービンポンプで毎秒200t の雨水を江戸川に排水することができる. 毎秒 200t の能力は,小学校などの 25m プールの水をわずか 1秒でくみ上げる.
▼通常の一般見学会では見られないポンプ吸い込み口の羽根車(インペラ).
▼巨大地下調圧水槽内には,高さ18m もある柱が 59本も立ち並ぶ.
巨大地下調圧水槽の陸上は多目的広場になっているが,この人口地盤を支えるには,柱が太すぎる. どうしてなのだろうか...続きを読む
▼地下施設への入り口.
▼通常の一般見学会では見られないポンプ室が,8年ぶりに公開された.
巨大な地下調圧水槽には,59本の柱が立ち並び,まるでイオニア式神殿のようになっている. 通称,春日部の地下神殿とも呼ばれている. 地元だけでなく首都圏からの見学者も絶えない人気スポットとなっている.
大雨のとき以外なら,毎日見学することができるが,原則土日祝日には公開されていない. 今回は,龍Q館(学習施設)の開館10周年もあり,土日に公開された.
首都圏外郭放水路は,中川水系,綾瀬川水系などの河川からあふれそうになった水を,地下50m, 総延長 6.3km の地下放水路に流す. 世界最大級の地下放水路となっている. その地下放水路を流れてきた水を,庄和排水機場地下の調圧水槽にいったん溜め,そこから強力なポンプで江戸川に排水する.
水を貯留する調圧水槽は,奥行き 177m, 幅 78m,高さ18m もある. 67万t もの水を溜めることができる. この水を,4機のガスタービンポンプで毎秒200t の雨水を江戸川に排水することができる. 毎秒 200t の能力は,小学校などの 25m プールの水をわずか 1秒でくみ上げる.
▼通常の一般見学会では見られないポンプ吸い込み口の羽根車(インペラ).
▼巨大地下調圧水槽内には,高さ18m もある柱が 59本も立ち並ぶ.
巨大地下調圧水槽の陸上は多目的広場になっているが,この人口地盤を支えるには,柱が太すぎる. どうしてなのだろうか...続きを読む