日本の2010年国勢調査の総人口は 1億2805万7352人だった. 前回の2005年調査と比べ 28万9358人と微増しているが,少子化の流れは変わっていない. 出生数は景気変動による雇用や収入に影響を受けやく,日本の場合,長期デフレが出生数低迷に影響している. ▼船橋市海神3丁目に建設中の(仮称)ベルナーサリーアスール保育園.
少子化と高齢化がこのまま進めば,労働人口(生産人口)を維持できなくなり,外国人労働者の大量受け入れは避けられなくなる. 結果,治安悪化など色々な問題が起きる. だが,働く母親が増える一方で各地で,保育園不足が社会問題化している. 
特に,首都圏の認可保育園は慢性的に不足状態が続いている. 認可保育園は出産後でないと申し込めないため,産休明けに仕事に復帰する際にしかたがなく無認可保育園を選択せざるおえない. 結果,家計を圧迫し,さらに少子化を進めるといった悪循環になっている. 
自公政権時に,国の補助金が大幅に削減され保育園整備にもブレーキがかけられたが,政府もようやく少子化対策臨時特例交付金を施行し,認可保育園も増え始めてきた. だが,「新政権の子ども手当で,ほうとうに少子化に歯止めがかかるのかは疑問,フランスのように保育園の無料化くらいのことをおこなわないと少子化はとまらない」と指摘する専門家もいる. 
船橋市は,保育園が増えているにもかかわらず,入所待機児童数(未就学児)はまだまだ解決されていない. さらに,駅を中心とした地域では,マンション建設が活発におこなわれ,保育園不足に拍車をかけている...続きを読む
(2012年01月04日)
2013年になりました. 今年もこのサイトで,引き続きよろしくお願いします．
