真夏の夜の風物詩といえば,花火大会だ. 各地で花火大会がおこなわれている. 千葉市の幕張新都心でも,幕張ビーチ花火フェスタが2013年8月3日(土)に開催された.
20130803_幕張ビーチ花火フェスタ_千葉市民花火大会_1755_DSC0363720130803_幕張ビーチ花火フェスタ_千葉市民花火大会_1755_DSC03643
2010年までは,千葉市民花火大会として千葉ポートパークでおこなわれていたが,周辺にマンションなどが多くなってきたため,場所を幕張新都心に移し幕張ビーチ花火フェスタと改名した. 湾岸でおこなう花火大会の立地を生かし,スターマイン(速射連発花火)による海上花火が目玉となっている. 今回で35回目となる.
千葉船橋海浜線(千葉県道15号)の菊田川わき交差点.
20130803_幕張ビーチ花火フェスタ_千葉市民花火大会_1755_DSC0364520130803_幕張ビーチ花火フェスタ_千葉市民花火大会_1812_DSC03687
場所は,千葉市美浜区美浜1丁目幕張海浜公園内となり,花火の打ち上げは海上でおこなわれる. 打ち上げ数は,1万2000発の規模で,約 30万人の人出となる. 千葉ポートパーク開場のときの打ち上げ数は 8000発だった.
20130803_幕張ビーチ花火フェスタ_千葉市民花火大会_1809_DSC0368520130803_幕張ビーチ花火フェスタ_千葉市民花火大会_1807_DSC03684
どこの花火大会も資金集めに苦労している. 不景気の中,企業からこれ以上の寄付金を集めるのは難しい. かつて,習志野市も2000年まで習志野市花火大会(4000発規模)をおこなっていた. 2004年に4年ぶりの復活はしたものの,その後資金難で開催できていない.
幕張ビーチ花火フェスタの習志野市茜浜緑地会場.
20130803_幕張ビーチ花火フェスタ_千葉市民花火大会_1801_DSC0365320130803_幕張ビーチ花火フェスタ_千葉市民花火大会_1802_DSC03656
近年の花火大会の資金調達のひとつが,席の有料化だ. 幕張ビーチ花火フェスタの特別花火観覧席も有料となっている. 2013年6月15日より2万4500席の特別観覧席(入場券)を発売している. といってもイスがあるわけではなく砂浜にただ座るだけだ. 空気を入れて使う小さなエアークッションがつくが,かなり小さいのでほとんど使い物にならない. という名がついていることで,ピクニックシートを持ってこない客も多いが,シートは必須だ. といっても名ばかりで,入場料(協賛金)に近い.
20130803_幕張ビーチ花火フェスタ_千葉市民花火大会_1805_DSC0367520130803_幕張ビーチ花火フェスタ_千葉市民花火大会_1802_DSC03659
海岸で海上花火を正面から見れるビーチ席(ビーチ席A 4000円, ビーチ席B 3500円, ビーチ席D 3000円), 浜田川を越えた医療センター側(習志野市側)のリバーサイド席(2500円), 幕張ベイタウン側(千葉ポートパーク側)の海岸となるシーサイド席(2000円), QVCマリンフィールド内のスタジアム席(2000円)が販売されている.
20130803_幕張ビーチ花火フェスタ_千葉市民花火大会_1803_DSC0366120130803_幕張ビーチ花火フェスタ_千葉市民花火大会_1802_DSC03657
海岸以外の幕張海浜公園内は自由観覧席で無料だが,防砂林が邪魔となって海上花火は見られない. だが,一部有料席から不満が出ている...
.続きを読む