JR東日本は,2013年3月16日(土)から春のダイヤ改正を実施する. 今回のダイヤ改正の注目点は,東北新幹線はやぶさの国内最高速 320km/h 運転開始,秋田新幹線にスーパーこまちデビュー(300㎞/h 運転開始),東京メガループの利便性向上などが,今回の目玉となっている.
その中で最も身近なものが,東京メガループの利便性向上となる. 東京メガループとは,路線強化策として東京圏の環状4線である,京葉線,武蔵野線,南武線,横浜線の路線を重点強化するというものだ. その一環として,武蔵野線の強化を,ここ数年おこなっている. 今回のダイヤ改正も,その流れのひとつとなる.
今回の東京メガループの利便性向上で,武蔵野線,京葉線の増発と横浜線と根岸線の直通運転拡大が実行される. その影響で,平日朝のラッシュ時間帯の快速電車(京葉快速)がなくなってしまう.
JR京葉線の南船橋駅から東京駅までの時間は,快速電車(京葉快速)で約25分,各駅停車の電車で約31分となっているが,もう約 25分では東京駅にはいけなくなってしまう.
JR京葉線沿線の快速電車利用乗客にとってはサービスレベル低下となるため,JR東日本千葉支社もある程度のクレームは覚悟していたはずだが,想像以上のクレームが入っているようだ. JR の許認可を持つ政府の国土交通省に,議員経由で意見書も出ているようだ.
ネットへの書き込みを見ても,「快速停車駅利用者としては,全く納得できない,JRに直接抗議する」,「京葉線沿線全体の資産価値の低下が心配」,「京葉線の方が利用客が多いのに,なんでそのとばっちりを受けないといけないのか」,「このことを知らない利用者が多い,広く周知していないことが問題」などと書き込まれている.
JR京葉線のラッシュ時間帯に1本でも増えれば,不満も少なかったはずだ. JR京葉線は 2010年7月1日よりE233系(5000番台)の電車を導入した. この電車は拡幅車体で,定員は205系より約1割増加している. 同じ乗客数であれば,前よりもゆったりと乗れている. そのため,今回本数を増やすことにはできなかった.
快速と各駅停車間で混雑率の差が生じている. 今回の朝のラッシュ時間帯の一律各駅停車化は,電車ごとの混雑を平準化する目的もある.
では,JR京葉線のダイヤはどのようになるのだろうか...
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その中で最も身近なものが,東京メガループの利便性向上となる. 東京メガループとは,路線強化策として東京圏の環状4線である,京葉線,武蔵野線,南武線,横浜線の路線を重点強化するというものだ. その一環として,武蔵野線の強化を,ここ数年おこなっている. 今回のダイヤ改正も,その流れのひとつとなる.
今回の東京メガループの利便性向上で,武蔵野線,京葉線の増発と横浜線と根岸線の直通運転拡大が実行される. その影響で,平日朝のラッシュ時間帯の快速電車(京葉快速)がなくなってしまう.
JR京葉線の南船橋駅から東京駅までの時間は,快速電車(京葉快速)で約25分,各駅停車の電車で約31分となっているが,もう約 25分では東京駅にはいけなくなってしまう.
JR京葉線沿線の快速電車利用乗客にとってはサービスレベル低下となるため,JR東日本千葉支社もある程度のクレームは覚悟していたはずだが,想像以上のクレームが入っているようだ. JR の許認可を持つ政府の国土交通省に,議員経由で意見書も出ているようだ.
ネットへの書き込みを見ても,「快速停車駅利用者としては,全く納得できない,JRに直接抗議する」,「京葉線沿線全体の資産価値の低下が心配」,「京葉線の方が利用客が多いのに,なんでそのとばっちりを受けないといけないのか」,「このことを知らない利用者が多い,広く周知していないことが問題」などと書き込まれている.
JR京葉線のラッシュ時間帯に1本でも増えれば,不満も少なかったはずだ. JR京葉線は 2010年7月1日よりE233系(5000番台)の電車を導入した. この電車は拡幅車体で,定員は205系より約1割増加している. 同じ乗客数であれば,前よりもゆったりと乗れている. そのため,今回本数を増やすことにはできなかった.
快速と各駅停車間で混雑率の差が生じている. 今回の朝のラッシュ時間帯の一律各駅停車化は,電車ごとの混雑を平準化する目的もある.
では,JR京葉線のダイヤはどのようになるのだろうか...
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